制御盤のコストダウンを考える場合、まずは部品の選定です。

同じ性能の部品で値段に差を付けるには大量に仕入れる必要があります。

当然、無駄が出る可能性を考慮する必要が出て来ます。

高額な制御盤で、長期の計画をたてるのはサイクルの早い半導体業界において大きなリスクを伴います。

そこで性能の検討です。

設計段階では、つい大は小を兼ねると余裕のある部品を選定してしまう傾向にあるようですが、打ち合わせを密に行い適材を選定する事でコストダウンにつながる事があります。

又制御盤のスペースに出来る限り余裕を持たせる事で施工効率を上げる事が出来ます。

改造、改修もスムーズになり、放熱対策にもつながる為結果、ランニングコストも下がる事になります。

電化製品でも見られるように小型で高性能な制御盤は制作費用も高額になってしまいます。

トータルバランスで選択していく事が肝心だと思います。

最近、海外製の部品を指定される事が頻発するようになってきました。

目的はやはりコストダウンでしょう。

性能については私はコメント出来ませんが、配線作業者として直に取り扱ってみての感想は正直製品としての精度は日本の有名メーカーさんと比べてまだまだ低いなと感じてしまいました。

加工をしないと端子接続が出来ない物も存在します。

修理、追加変更、取扱い説明書の理解にも時間がかかりますので、トータルコスト的にもあまりお薦め出来ません。

やはりしっかりと打ち合わせを行い、適切な部品を余裕を持った制御盤に収める事がコストダウンへの一番の近道であると言えます。

いちど、東京都大田区千鳥町にある、大迫電気にご相談下さい。

必ず、良い答えを提供させていただきます。