今日は、東京都大田区から半導体製造装置制御盤についてつぶやきます。制御盤を設計・製作するうえでケーブルの選定は大切です。半導体製造装置制御盤にはたくさんのケーブルが使われています。

弊社で扱っている制御盤には、約40種類~300種類のケーブルを使っていてケーブルの種類も様々です。

ビニール線・テフロン線・多芯ケーブル・シールド付のケーブル・LANケーブル・光ファイバケーブルなどたくさんあります。

ビニール線やテフロン線の中には種類があり単線(単芯)・撚り線があります。

ビニール線の中には芯線の太さが同じで被覆の細い線と太い線があります。

ケーブルにはたくさんの種類があり使用状況に応じて使い分けています。

撚り線は、柔軟性がありフレキシブル(柔らかい)で曲げにも強いので可動部分の配線に使われたりします。

デメリットは、撚り線は単線(単芯)と比べると強い電流を流すことには不向きです。

同じ直径なら単線(単芯)と比べると撚り線は撚ることにより隙間ができる分、導体部分の面積が少なくなりますので電気抵抗が大きくなります。強い電流を流すということならば単線(単芯)の方が向いていると思います。

シールド付のケーブルはシールド無しに比べると柔軟性は落ちますがノイズに強いという特徴があります。

他にも説明したいことがあるのですがケーブルにはそれぞれ特徴があり、特徴を生かした正しいケーブル選定をして制御盤の品質を高めていきたいですね。