私が大田区でのもの作りの仕事に就いてから10年以上が経ちました。

製造者として毎日、制御盤をつくり、奮闘していて思う事は、電化製品を初め、農業、畜産、など日本製品の品質の高さは、こだわり に尽きると言う事です。

先日も輸入品の事件が報道され、その度、メイド イン ジャパンを求める声が聞こえてきます。

セットで価格の問題が必ず取り上げられていますね。

良いものは高価であるのは当然の事であると私個人としては感じてしまうし、又、高価だからこそ入手した時喜びを感じてしまっているのも事実です。

ただ、食品の場合では、よほどの健康被害を受けない限り暫くすると忘れてしまって、安いからと、産地を見る事もなくなってしまうのですよね。

スーパーの陳列の変化を見ると皆さんも同じ経過をたどっているのではないでしょうか。

私が作っている制御盤の場合はと言うと、やはり性能を上げていくと、それなりに価格も比例して上がっていく事になってしまいます。

その後の生産性に大きく関わる大事な部分ですので、色々なこだわりを、詰め込んで作っています。

電線の種類、切り方、曲げ方、コネクタピンの圧着、印字の方向、結束の方法、配線の方法、ノイズ対策、振動対策、トルク管理、などまだまだ挙げきれません。

コストダウンの依頼、相談を受けますが、制御盤の価格を決定づけるポイントはシーケンサーの点数です。

入出力の数によって出来る事に制限があるからです。

最初の目的、使い方、使う場所、使う人、規律などの打ち合わせが、正確、明確に出来ればかなりコストダウンになる可能性がありますので、一度問い合わせ下さい。

こだわりイッパイの制御盤をお届けしたいと思います。