春になり温かい風が吹く事も多くなってきました。
世間では賃上げの話題もあり、好景気の波がじわじわとやってきた感があります。
しかし、物づくりの町工場などはいまだに苦しい状況の会社も多いと聞きます。
地元の大田区には我が社と同じ小さな町工場が多く在ります。
我が大田区の町工場にも早く好景気の温かい風が吹く事を祈っています。
ありがたい事に、我が大迫電気は新機種の製作を皮切りに忙しさの波が押し寄せてきています。
制御盤の製作はもちろんのこと、オプションパーツの注文も多くいただき、うれしい悲鳴を上げているところです。
忙しくなるといつも思う事ですが、我々の様に手作業で物を作っている会社は、忙しさとともにミスの数も増える傾向があり、ミスを簡単に見つけられる工夫をしていく事がどれほど重要かという事を思い知らされます。
手順を決める、チェックシートを作るなどの定番項目はさておき、どのようにして誤造を防ぐか、どのような視点でモノを見れば不具合を見つけられるか?そんな事を常々考えているようにならないと良い製品を生み出せないのだな、と感じます。
今や3Dプリンタで様々な物が生み出せる時代です。
我々製造業の人間の手が必要無くなる時代もいずれ来るのでしょうが、良い制御盤を生み出し続ける事で時代の波に抗っていこうと思います。