我が社は東京都大田区にある制御装置の電気を担当する会社です。
今日は“流れもの”と呼んでいる装置たちのことを書こうと思います。
多いものだと100を越すものもあるのですが、同じものをつくるのでだんだんと時間短縮というものが難しくなります。
基本的には同じ流れで慣れることにより正確さとスピードを向上させて行きます。
前段取り(前工程との連携)から配線、そして検査とすべての流れが上手くいったときは間違いもなく気持ち良く仕事をすることができます。
慣れた制御盤を配線すると気の緩みなど出てしまい間違ってしまうことがありますが、“この制御盤でまだ時間短縮できないか…”とテーマにして配線すると集中できて間違いも少なくなるようです。
最近思うのは前段取りの重要性です。
闇雲に配線するのではなく、前段取りで配線する流れにあわせて電線を用意しています。
最初に多少の時間がかかっても電線を探す手間を考えると十分に取り返すことができ、次回以降の参考にもなります。
そしてその流れが良くなったら、前工程(電線制作)に情報をバックすることで前段取りの時間短縮ができます。
最終的には無駄な動きをなくすようにするのが大事ということです。
“この制御盤を何時間でやろう”などと目標にして作業しています。
時間短縮のことを考えるのは難しいこともありますが楽しい作業のひとつになっています。