東京都大田区の千鳥町にある大迫電気では半導体製造装置の制御盤の制作、制御盤に使用するケーブルの制作、制御盤の取り付けや電線の引き回しを主に行っています。
先日、仕事に出掛ける直前に嫌な予感がしたので、干していた洗濯物を室内に移してから家を出ました。結局、雨は降らず事なきを得たのですが、念には念を入れての行動でした。普段の生活でも大丈夫と思っても念には念を入れての行動があると思いますが、我々大迫電気も制御盤や空調機を作り終えた後に念には念を入れてのチェックをたくさん行っています。
目視チェックでは、使用している板金やビス、部品などが指定の物と異なっていないかの確認します。ビス一つにしても長さ、太さが同じで、部品がしっかり留めてあっても十字穴と六角穴の違いや素材が違うと不具合になってしまいますので、油断はできません。
コネクタやアース線は接続先が間違っていないか、ラベルや旗の表記や向きも確認します。
その他には抵抗値の測定や導通チェックで電気がしっかり通っているか、トルクチェックでビスなどがちゃんと締まっているかの確認を行い、漏れやミスなどがないかなど二重三重にチェックをしています。一つでも間違いがあると機械が正常に動かない事もあるので、念には念を入れて入念にチェックを行い、不具合対策を行っております。