設計図を見ていると極まれに「設計図がこうだったら」、「設計図がああだったら」と思うことがあります。その内容とは、「線番チューブを入れるものと入れないものが一目で分かる」などの例があげられます。基本的にケーブルの中には電線に色分けやマークなどがついており、線番チューブを入れなくても区別出来るものは、入れる必要がないとされています。端子のところは必ず入れます。また、ケーブル図で反と正の向きの長さが異なる場合は、全長の長さの記載があったり、無かったりします。その場合は自分で2つの数字を足して全長の長さを書かなくてはなりません。間違いを防止するためにも設計図には全長の長さも記入しておくことが、制御盤の品質向上につながるのです。

執筆 大迫電気 S