制御盤設計で常に頭を抱えるのは品質とコストの両立と思います。同じ性能の部品でも海外規格のものは割高になってしまったり、過剰なノイズ対策で大きなコストアップになったり、設計者は考えることが多くて大変だと思います。特にノイズ問題に関して、制御盤の設置環境によって変わってしまう非常にやっかいな問題といえるでしょう。最初から最大限の対策を実施するとコストの増加につながるので設計段階から、ある程度のコスト対策として試作をすることが最も良しとされます。ところが先ほどいった様に、ノイズはやっかいな問題なので実際に製作しないと見えない問題があるのが残念ながら実情といえます。後で見えた問題に対応できるようなメンテナンス性に優れた設計が可能であれば、作業性も向上し、メンテナンスコストの削減にもつながりますので、我々製造側の人間は設計者と上手く連携を取って、より良い製品を生み出せるように努力していかなければいけないと考えています。

執筆 大迫電気 N