制御盤製作におけるノイズ対策の重要なポイントはずばり部品の配置です。インバーターなど発生源を分離しできるだけ接続先のモーターなどの近くに配置。適切なノイズフィルターフェライトコアを用い遮断します。

制御盤本体にはAC電源にEMC対策のノイズフィルタをサージノイズ対策としてサージアブソーバーを構成、盤内の配線が分離できる様、部品を囲む形で配線ダクトを中の電線同士の密着を避ける為に余裕のあるサイズにする事も大切なポイントです。

伝送には距離、接触を考慮しツイスト線、シールド線を選定、制御盤自体が金属ケースに覆われているためノイズを受けない出さないポイントは設計段階の考想次第といえます。

執筆 大迫電気 O