何台も製作している制御盤は製作の流れが確立しているので、効率よく作業することができるようになります。これは作業を分業することで、作業をいつも同じ手順に進めることができることが大きく影響しています。

新規制御盤の製作の時には分業を確立することが難しいため、電線製作をしながら配線することになります。このような状況で作業の効率を上げるには電線製作者と配線者のそれぞれの流れを合わせることが大事になります。配線者の立場から、部品配置よりノイズ問題などを考慮し、配線ルートをイメージし再現することをできるだけ早く正確にすることを心がけています。新規制御盤の製作はそれぞれ作業者のスキルアップにつながるので、志をもって作業に当たっています。

新規制御盤の製作は大迫電気の社員がそれぞれの役割の中で協力して作業を進め、個人のスキルアップが会社のレベルアップにつながるという部分で大切な時間だと思います。

執筆 大迫電気 E