私は、東京のものづくりの町、大田区の大迫電気株式会社で、半導体製造装置の制御盤のケーブル製作に携わっています。

会社に入るまで、半導体製造装置って?制御盤って?何という状態でした。

ましてや一台の制御盤が、数十本、百本以上の様々なケーブルや単線が使われ、それに伴うピンやコネクタ、部材の種類の多さ、それぞれのピンによって圧着ペンチの種類も多くあり初めて見る物、知る事だらけで驚きでしかありませんでした。

ケーブル製作の作業をするに当って、部材の不足があってはならない事です。

たった1本のケーブルのピン1本、コネクタ1コ不足の為に1台の製品が期限に完成出来なくなってしまいます。

そんな事態にならない様に、ケーブルを制作している時、使用したピンやコネクタその他使用する部材が、少なくなっていた時は、注文するのはもちろんの事、在庫の量や、注文日、注文数などをメモし、その部材のケースや袋に貼ります。

次に使用する作業者にもわかり、在庫がゼロになってしまう事も、余分に注文してしまう事も少なくなり、入荷までどれ位の日数がかかるかもわかります。

小さな事から作業効率アップをしたいと思います。