私は、東京都大田区で制御盤の製造の仕事をしています。
今日は制御について少しだけお話をさせて頂きます。
制御は大きく分けて『手動制御』と『自動制御』があります。
照明のスイッチを入り切りするような人の手で行う制御を『手動制御』といいます。
一方、明るさなどを検知する機器を使ってスイッチが自動的に行動するような制御を『自動制御』といいます。
例えばお店の看板ですが、暗くなったら手動でスイッチを入れて、明るくなったらスイッチを切るようなそういう制御は『手動制御』ですが、スイッチの入り切りは手間がかかって面倒ですよね…
そこで看板を点灯する回路に自動点滅器という、明るさを検知してスイッチを入り切りする制御用機器を組み合わせれば、明るさに応じて自動的に看板を点滅してくれるようになります。これが『自動制御』です。
自動点滅器を加えただけでも便利になりますが、さらにタイムスイッチという設定した時間にスイッチが入る制御用機器を使えば、夜間の営業時間だけ看板を点けることができて省エネにもつながります。
看板に限らず自動制御で作動する機会はたくさんあります。街中では自動販売機や信号機、ビルにはエレベーター、工場の製造ラインにも使われています。
簡単な説明ではありますが、制御盤というのは色々な制御用機器を組み合わせて『自動で制御ができる』便利で省エネにも貢献できる盤なのです。