以前、インターネットで制御盤に使用する圧着端子のことを調べていたら、圧着端子のかしめ部の発熱による事故という内容の記事が目に入りました。
どうやら、かしめ力にバラつきがあり、弱いものが発熱して変色したという内容だったようです。
どうして、かしめ力にバラつきが生じたのだろうかと思い、どのような工具を使用していたのか?電線の芯線サイズに合った端子の選定はどうだったのか。
などについてみんなで考えてみました。
この記事の事案はかしめ力が弱いために起きた問題でしたが、工具の圧着ポイントがずれていたら強すぎて芯線が切れてしまい圧着不良になります。
私たち、東京都大田区で制御盤を製作している大迫電気では、必ず圧着部分の電線に隙間が生じないように、適正な、かしめ量に調整し、圧着ポイントの位置を確認し、かしめ後に状態のチェックを行うようにしています。
また条件が同じでも、暗視の材料が違う場合では、かしめ量が異なる為に細心の注意が必要となります。
それに対応するため、当社では各メーカーの端子にあったメーカー指定の専用工具を、多数保持しており、日常点検や月1回のメンテナンスも、必ず行っています。
私たちは、日頃からミスや不具合、事故などを起こさないように社員一人一人が気を付けて作業をしています。