私は、半導体製造装置制御盤のケーブル製作部門に配属しています。

約1年ほど産休でお休みをいただいて、ここ最近職場復帰をした所です。

1年ぶりの作業と言うこともあり、以前の様に作業が出来るのか?と不安でした。

復帰してすぐに製作する事は出来るはずもなく、入社した時の様に教育実習(職場内教育)が始まりました。

電線の剥き方・向きの長さ・コンタクトピンの圧着と、一点一点確認しながらの教育実習でした。

普段生活していく中で、1㎝・5㎝、ましてや1ミリなんて気にしていなかったので、長さの感覚を取り戻す事が必要でした。

長さの感覚は、電線を剥く時や、ヒロセやJAE、ハーティングのケースへケーブルを収める際に必要となっていきます。

感覚は数をこなさないと身に付かないので、クズ線を集めてそれぞれ7㎝に切断し、コンタクトピンに合った剥きの長さで剥き、コンタクトピンを圧着。

次にそれを5㎝に切断して、剥きと圧着を繰り返していき基本となる教育が終わり、ケーブル製作をすることになりました。

私の隣には、一緒に入社した同僚が座っていますが、彼女の手際の良さを見ていると、前の私も彼女と同じぐらいのスピードで作業を熟していたのでは?と思い、気持ちが焦ってしまいます。

早く、全ての作業1つ1つに自信がもてるようにしていきたいです。

制御盤製作なら東京の大迫電気に任せれば安心と思ってもらえるように、私も1日も早くブランクを取り戻し、更に向上していきたいと思います。