先日、大手食品メーカーの異物混入のニュースが世間を騒がせていました。

私は今まで、異物混入の商品にあたったことはないのですが、購入した家電製品が正常に作動せず、製造元にクレームを出した経験があります。

比較的評判も良く、信頼していたものでしたので、憤慨し、ガッカリした事を覚えています。

その後、迅速、丁寧な対応で良品と交換してくださったので安心したのですが・・・・。

しかし、仕事となると消費者から生産者に逆転です。

何かトラブルが起こったら問われる立場です。

今回のつぶやきは、私の経験を踏まえて生産者側がお客様の立場を考えて、仕事にあたることも大切ではないかと思い書きました。

私の働く職場は、町工場を中心とした産業のまち東京都大田区にあり、扱っているのは、半導体製造装置・制御盤です。

我が社でもやはり、不具合(クレーム)ゼロを意識した教育や改善対策等を日々行っています。

私はケーブル加工が主な仕事ですが、今、製作しているケーブル1本1本の重要性を忘れてはいけないと思っています。

いざ自分が生産者側になってお客様の立場になって考えてみようとおもってもなかなか難しいことですが、まずは自分の担当するケーブルが不具合を起こした場合に、お客様には多大な迷惑をかけ、我が社も損害を被るということも自覚して、作業にあたりたいです。

いよいよこれから取り掛かる新機種のケーブルは膨大な数で尚かつ、短納期です。

今までの加工作業で経験した良い点も悪い点も考慮しながら、真剣に取り組んでいきたいです。