制御盤に組み込まれるケーブル制作を仕事にしています。
長いケーブルから 短いケーブルまで 今までに沢山の種類を制作してきました。
それでも、私が携わってきた制御盤ケーブルは ほんの一部で、他にも数えきれないほどの種類があると思います。
コンタクトに、D1,D2,D3,D5,と大きさがあります。D5は、他のコンタクトよりも大きい分、圧着工具も大きいし 「力」も必要になります。
その為、体が小さいく「力」が無い女性には、大変なようです。
しかし!その点、私は背も高く「力」があるので心配無用という訳です。
D5を使った、シート型のチューブ、
ジッパーチューブを紹介したいと思います。
黒白AWG14のツイストが四本入ります。
圧着したあと コネクタに指してから
プライヤーと言う工具を使ってジッパーを絞めていきます。
ジッパーチューブの内側を手前に凹部を右側に向け爪で凹部の先端部分を押し広げ、ツメ部分を はめ込みます。
凸部先端をプライヤーのツメ左下部より
凹部の隙間へ滑り込ませます。
先端をそろえて右手人差し指をプライヤーの引き金にかけて まっすぐ引っ張ります。ジッパーの長さは7000㎜以上。
黒い棒状のジッパーチューブは、まるで太巻きみたいに仕上がります。
最後に、インシュロックで300㎜間隔にとめていくと今度は、笹だんごみたいになります(笑)
体力を使う作業も、こんな感じで楽しく乗りきろうと思いました。