制御盤関係の仕事に就いて、いつの間にか十数年、まだまだ十数年ですが、
時代の変化と共に、制御盤も多種多様に変化して来たと思います。
電線やケーブル、部品等の性能向上により、制御盤の小型化やユニット化が随分進んできたように思います。又それに伴いコストダウンも例外ではありません。
小型化する為配線用のダクトを使わずに配線し、部品の取り付けもスペースが狭い為、非常に神経を使いながらの作業になります。当然ながら電線加工、も例外ではなくだんだんと複雑になって行きます。
又技術の進歩により制御盤に使う部品、コネクタ等も新しい物が増え、取り扱いやすい物、複雑で手間のかかる物様々な物が有ります。
その為、取り付け及び配線作業では部品の仕組み、配線方法等よく調べ、ケーブル加工等も新しいコネクタやコンタクトピンは、カタログや取説等で、組み立て方法や圧着工具の使い方ピンの圧着法等を良く調べてからの作業になります。
又、コストダウンにつながる様に各工程での効率的な作業方法等も大事になります。
製品管理についても、十数年前とは違い、制御盤製作の資料はパソコンでデーター管理され、何時でも同じ物が出来る用に管理されています。
勉強は、学生時代で終わりかなと思っていましたが、これからもいい製品が出来る用に日々勉強して行きたいと思います。