私は、東京都大田区にある半導体製造装置制御盤を製作している大迫電気で製造の仕事をしています。
制御盤を製作するにあたって、日々勉強の毎日です。
弊社では、制御盤に起こり得る不具合に対する、さまざまな対策に力を入れています。
制御盤内で使用する電線に関するノイズ対策として効果的なものは、ツイスト線(より線)を使用するなど、シールド付きのケーブルを使用することが効果的です。
ケーブル加工で圧着という作業があるのですが、圧着による不良品が出ないように対策として定期的に圧着工具の点検をしています。
圧着工具に不具合があれば、その工具で圧着したものは、すべて不良品になってしまいます。
正常な圧着ができるように、圧着工具を毎月、クリンプハイト・引っ張り強度などの検査を行い、圧着後に目視検査を行い良品であることを確認するようにしています。
良品の制御盤を製作するには、どう作業したら見た目も美しく高品質な制御盤が作れるのか…?
どう作業したら作業効率をあげられるのか…?
私は制御盤に関する、知識をどれだけ持てるのかと、作業者の技術向上と、工具のメンテナンスをきっちり行い、経験値を上げていくことだと思います。
一人一人が向上心を持ちながら作業できるように会社全員で頑張っています。