こんにちは。私は半導体製造装置制御盤を、ここ東京都大田区千鳥町で製作しています。
今回は『電線製作』のポイントについて「つぶやき」したいと思います。
私たちが製作しています装置は同機種が複数号機製作することが主にあります。
その複数機を同じ形状にするために「電線リスト」を私共は使用しています。
その「電線リスト」には電線のサイズ・色・長さ・端末処理・備考とあり、電線一本一本をそのリストで製作いたします。
ここで注意しなければいけない点として、コネクタの型式が挙げられます。
それは型式の一文字が違うだけで部品が全然違う物になってしまうからです。
コンタクトにしてみるとメッキの種類が変わります。
これはハウジングに挿してしまうと確認ができなくなるので製作時に間違いなく選定しなければなりません。
ハウジングではキーイングのタイプ(X・Y等)が変わります。
又メーカーによっては色、材質等も変わります。
そんな事を踏まえて電線リストを製作していくようにしています。
キーイングタイプを別に記入し、あんまり使用しないYタイプには赤表示にしています。
コンタクトはどちらかというとリセ・タブで間違える事があるので、オスピン・メスピンと表記を統一しています。
そんな工夫をしながら電線製作を間違えない様に日々作業に没頭しています。