東京都大田区千鳥町にある半導体制御装置制御盤を製造している会社に毎日ケーブルを加工しております。
今私は制御系の中継ケーブルを製作しているのですが今回ケーブル図面が、6枚構成になっており、1日近くかかるケーブルをいま悪戦苦闘しております。
ケーブル図面も6枚になっていることもあり部品点数が10種類以上もある部品組み合わせ(コネクタ&シェル)も私が組み立てております。
当初は、製作資料(作業手順書)等がなく部品一点一点を確認しながら、組み立てておりました。
ケーブルも4種類ほど加工するのですが、特に難しい箇所があります。
その箇所は、シェル(コネクタカバー)を使用するため、ケーブルの剥きの長さが重要です。
ケーブル(電線)を20~30本ほどシェル内に収めないといけないため、ケーブルの剥きの長さを調整しないとシェル内に収めることができません。
それと、シェル差込口が狭いためケーブルを慎重に差し込まないとケーブル保護チューブが破れてしまいやり直しをしなければなりません。
そのあとでコネクタにピンを差し込むので差し間違えてケーブル検査工程
(ケーブルチェッカー)でエラーがでたらコネクタをバラさないといけなくなるのでそうならない為にも、一本一本確実に差して引っ張る作業をしております。
私が一番緊張する作業でもあります。
私は、毎日ケーブルを加工しておりますが、常に思うことは、不良を出さず同じ物(良品)を作りつづけることだと思っています。
私自身、やりがいのある仕事につけてよかったと思っています。