東京都大田区で生まれ育った私は、現在も大田区内に住んでいます。

そんな住み馴れ愛着のある大田区に、私の勤める会社もあります。

大迫電気株式会社といいます。

大迫電気では、「半導体製造装置の電気制御設計」のハンドブックも出していて、半導体製造装置・制御盤に携わっている会社です。

私の仕事は、制御盤に組み込まれるケーブル製作をしています。

今週製作したケーブルは、1号機目から担当が決まっているケーブルで、今回で製作34回目になりました。

1本製作するのに、たくさんの部品を使います。

ヒンジフレーム・フード・ロックピン・ガイドピン・ブッシュ・拡張ケーブルフィッティング・ケーブルグランド・モジュール・コンタクト。このケーブルには、長さ40cm程、重さ15kg程の工具を2本使用します。

その工具を両手で持ち、コネクタフードとケーブルグランドを締めます。

作業中は結構、汗が出てきます(笑)。

最初の頃は重たくて、コツがつかめませんでしたが、何本も作っているうちに、手際よく出来るようになりました。

製作時間も短縮できるようになり、コストダウンにもなります。

このケーブル、担当になったときは、コンタクトの数は多いし、細かい作業なので正直「しんどい」なぁと思うこともありました。

それでも、続けていくと今度はやり甲斐のある仕事と思えてきました。

愛着も、わいてきます。

制御盤に組み込まれる色々なケーブルを、これからも大事につくり続けたいと思います。