私は、東京都大田区で制御盤の製造する仕事をしています。
制御盤の製造は奥が深く、覚えなければならないことがたくさんあり日々、勉強の毎日です。
今日は、勉強した中からインターロックについてお話させていただきます。
インターロック回路とは、二つの入力信号のうち先に動作しているほうを優先し、他の回路は動作しないようにする回路です。
身近なところで例をあげますと、エレベーターはドアが開いている時は、エレベーターを上昇・下降させようとボタン操作しても、片方の回路が作動しているので、他の回路は作動しないようになっています。
それは安全のためにインターロック回路を設けることにより、機器の保護と操作者の安全を守るためなのです。
工場での大きな機械などの制御においては、危険な装置がたくさんあるため、様々なところで、インターロックが使用されています。
作業者の安全を最優先にして、その他にも二つの回路が同時に動いてしまうと装置に過負荷がかかり故障の原因になる可能性があるため、インターロックを使用することにより、それらを防ぐことができます。
インターロックは作業者の安全と、機械や装置の安全確保をするのに必要な回路なわけです。