私たちの回りにある電化製品、大きいものから小さなものまで、ほぼ全てのもので半導体が使われています。
その半導体製造装置の制御盤を主に製作しているのが大田区に会社を構える大迫電気です。
年々、半導体の性能は向上し、それに伴い製造装置の性能も上がり、当然ながら制御盤も例外なく性能向上を求められます。
電源回路で使う電線やケーブルの種類とノイズの対策、制御回路で使う電線やケーブルの種類とノイズの対策、電線やケーブルの引き回し、これらのひとつひとつが、性能向上に貢献します。
又、電線やケーブル加工も当然ながら例外ではありません。
大迫電気では、制御盤に使う電線加工、ケーブル加工など自社で加工し、均一の品質を確保出来る用に管理し、加工しています。
特に、制御回路等に使われる電線・ケーブル等は細く、例えば24awg(線の外径は、約1.1mm~1.4mm)の線の丸型端子の圧着、コネクタのピンの圧着、ハンダ付けタイプのコネクタのハンダ付け、どれも加工の良し悪しで信号にノイズが出たりして、悪影響をあたえる為、非常に神経を使いながらの作業になります。
加工後は検査機(導通試験・瞬間断線試験・耐圧試験・絶縁抵抗試験)による検査を得て、次の工程に行きます。
電線やケーブル加工、部品組み立て、配線、配線後の検査、各工程で品質向上を目指し、性能向上に繋がるよう頑張続ける大迫電気の一員で有ることに、誇りを持ちたいと思います。