ご縁があり、東京都大田区の半導体製造装置制御盤を製作する大迫電気に入社しました。

何十年も大田区に住んでいるので、工場などの多い街で有る事は知っていましたが、自分が地元で制御盤を作る仕事につくとは、入社するまで思ってもみませんでした。

実際に働いてみて、ケーブルというのはこのような過程を経て出来上がるのだ、と新鮮な驚きがありました。

初めてのもの作りの仕事に、毎日新しい発見も多く、又とても勉強になります。

ピンの取付けなどは、単線の長さ数ミリの世界で作業していく為、最初は中々うまく加工出来ずに練習をくり返しましたが、最後の仕上げになる時に、1つ1つの正確さで丁寧な加工をしていく重要性が分りました。

最初から最後まで気を抜かずに作っていかないと、後々の作業に響いてしまい、完成しません。

周りの先輩達が、とても奇麗に正確に早く加工しているのを見ると、私も早く慣れるよう頑張らなくてはと、気持ちが引締まります。

自分の作ったものが次の人の手に届いた時、使いやすいだろうか?という気持ちを持ち続けながら、これからも制御盤を作っていきたいと思います。