わたしは東京都大田区で制御装置の製造をしている大迫電気という会社で働いています。
早いもので入社してから10年が経ちました。
以前に勤めていた会社も制御装置の製造をしている会社だったので同じ業種である大迫電
気に入社できたのは今思っても本当に良かったと思っています。
専門的な知識や技術が必要な仕事なので難しいこともたくさんありますが、やりがいのあ
る仕事だと思っています。
制御装置の製造という仕事以外をしている自分が想像できません。
我が社では一点限りの制御装置よりは何台かリピートする流れ物の制御装置を多く製造し
ています。
多い物では100台を越える制御装置もあります。
流れ物の制御装置を製造するときに大切なのは同じ物を作りつづけることだと思っていま
す。
そのために制御装置製造の対策として各工程で写真を撮って残すようにしています。
間が空いてしまった時などに写真を見て確認し思い出すことも出来ます。
そして撮った写真に注記や説明を加えたものを作業手順書や作業標準書として作成してい
ます。
作業手順書や作業標準書を見て思い出せたことはたくさんありました。
電線制作においても電線制作リストというものを作成して毎回同じ物が出来るよう対策を
とっています。
毎回同じ電線が出来てくれば配線者は同じルートを通して同じ配線をすることが出来ます。
このような配線対策をとることが正確でスピーディーな作業につながるのです。
このような対策をとり工夫しながら取り組む仕事が自分にはあっていると思いますし、こ
れからも制御装置の製造の仕事を続けていきたいと思っています。