だんだんと寒くなってきました。
突然の気温変化に身体がついていかない気がする日が多くなってきて、いよいよ自分も年をとってきたかな?と感じ始めた今日この頃です。
そんな、温度の変化についていく事が厳しくなってきている私が温調に関係する制御盤を製作しているのですから妙な気分です。

 以前にも書いたかもしれませんが、我々大迫電気は半導体製造装置の温度調整をするための制御盤を製作させていただいています。
1℃、2℃なんてレベルではなく、100分の1℃なんて言う我々人間では感知できないレベルの温度調整をするものらしいです。
無論、私共の技術などではなく、素晴らしく精度の高いセンサーをはじめとする電気部品のおかげですが…しかしながら、大田区に在る小さな会社から、世界中で使われている半導体のための制御盤を出荷していると思うと誇らしく思えてきます。
そんな気持ちで作業していたある日、昔使っていた資料を見つけたので少しのぞいてみたのですが、写真を見ると部品のサイズが今に比べて一回り大きいな、と感じました。
電気部品は普段から身近に在る物なので、改めて感じるまで気にも留めなかったのですが、やはりメーカーさんも努力して部品の小型化に取り組んでいるのだな、と改めて思いました。
我々の作る制御盤も然りで、時代の流れとともに小型化、省スペース化なんて事が求められる様になってきました。
自分自身では制御盤の設計はできませんが、決められた大きさ、空間の中でいかに配線できるか、いかに壊れにくい作りにできるか、といった事は自分で考えてできる事なので、頭の足りない自分は、自分にできる事を一生懸命これからもやっていこうと思います。