東京大田区にある半導体製造装置の制御盤などを制作している、大迫電気株式会社で働いています。
私は、制御盤に組み込まれるケーブルを主に作って居ます。
まず、制作図面を隅々まで確認します。
部材やピン配、シールドの処理方法など、間違いやすい箇所を確かめます。
使用する部材を集めます。
ケーブルは、UL2464-SB7P×22AWG LF.ケーブルの束のタグを確認します。
長さは4300mm.結線図なので、交差なく切ります。
シールドは、不使用なのできちっと切ります。
リセ側には、単線1007、22AWG青、長さ80mmのショートが2本入ります。
未使用線は、最後に処理します。誤挿入防止用にダミーピンとキーイングプラグが、1ヶ所入ります。ピンの圧着状態が良い事を確かめ、コネクターに差します。
ビンを差したら引っ張る!差したら引っ張る!呪文のように忘れ無いように、作業します。
不具合を出さないように心掛けています。
反対のタブ側も同様に制作します。
誤挿入防止用のダミーピンが、6ヵ所入るので間違いや漏れの無いように、図面のコネクター番号を確かめ、チェックをします。
残していた未使用線は、折り曲げ10mmで切り、スミチューブで絶縁処理をします。正反向きを確かめてケーブルシールを貼ります。
1本のケーブルを正確に作り、その束が沢山になり、そして一台の信頼のある半導体製造装置の制御盤が出来上がります。
日々正確なケーブル作りを心掛けています。