用語解説

マグネットスイッチ(電磁接触器)は制御盤の高、低圧回路の要所に使用する部品になります。回路上の負荷に近いところに設置します。モーター、ヒーター、ランプ等の負荷の電源ラインに設置し、主接点で負荷の動作をオン、オフさせ、補助接点で操作回路をオン、オフするための役割を果たします。負荷とはモーター、ランプ、ヒーターとかのことです。マグネットスイッチには、構造上見えずらいですが主接点があります。この主接点は電源と負荷を接続して、その接点で電路を開閉するスイッチの役目をします。それにより負荷を動作/停止させることができます。この主接点は3つあり三相誘導電動機などのスター結線やデルタ結線のコイルに接続されることが多いです。マグネットスイッチは単体で使うこともありますが、制御盤の電気回路上では、サーマルリレー(熱を利用した保護継電器)を組み合わせて使うことが多いです。制御盤製作において、マグネットスイッチ(電磁接触器、開閉器)は重要な電気制御機器の1つとなっています。