制御盤のノイズ対策の機器について

ノイズの対策方法として、”シールド”、”反射”、”吸収”、”バイパス”の4種類に大別されると言われています。半導体製造装置などのノイズの発生が重大な問題を引き起こす精密装置のノイズ対策は、具体的にどのような方法が有効とされ、現場で実践されているか?その実態はごくごく基本的なことの積み重ねとなっています。日本の電気部品は性能だけでなく、品質も非常に優れているおり、多くの製品がノイズ対策品となっているからです。その上で、制御盤の設計・製作をする上でノイズを防ぐために、電気部品配置や配線による電気の流れを考える必要があります。前頁で申し上げた通り電気を扱う上で、ノイズは必ず発生するものであり、ノイズと上手く付き合う他に避ける道はないからです。使用する部品の選定と配線方法などの工夫はEMCの観点からも重要です。
それでは制御盤におけるノイズ対策の方法を具体的にご紹介いたします。

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フェライトコア
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ノイズフィルタ
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サージアブソーバー
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シールドケーブル
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金属ボックス