Before (改善前)

制御盤を製作するうえでビスは欠かせない物になります。ビスは、ダクトや部品を取付けるレール、細かい板金などの部品を直接取付けるときに使用します。ビスの種類は、取付ける物によって変える必要があるため、素材やメッキの種類などが非常に豊富です。その為、ビス棚を用意し、それぞれの型式やサイズ、ステンレス、メッキなどに分けて各ケースに入れて使用しております。さらに、ビス棚の各ケースに型式名のラベルを貼り付けて使用していました。しかし、非常に種類が豊富なため、必要としているビスを探すのに時間がかかっていました。

V

After (改善後)

そこで、時間をかけずにすぐに見つける事ができ、取り出すためにはどうすればと良いか考えるようになりました。ラベルに型式だけではなく、サイズやメッキなどを追記し、ビスの写真を貼り付けました。さらに、棚と各ケースに番号のラベルを付け、リストを作成しました。このような工夫によって、まずリストから使用するビスの番号を検索し、棚とケースの番号で探せるようにしました。その結果、必要なビスが短時間で見つかるようになり、すぐ取り出せるようになりました。

POINT(要約)

このことを活かして、他の棚に整理しているケーブルや単線に使用する各メーカー別のコネクタやピン・圧着端子などのケースにも同様に行うことで、探す時間の短縮になります。そして取違いによる不具合の防止にも役立つものと思います。